旧東海道を登ってきた旅人にとってここは、江戸時代から現れたオアシス!
評価3.5:★★★☆☆甘酒茶屋は箱根お玉ヶ池近くの旧東海道沿いにある甘味処で、立地的に旧東海道をハイキングする客が多いのではないかなぁと予想されるんだけど、江戸自体から変わっていないんじゃないかという佇まいと、箱根湯本から旧東海道を登ってきたハイカーをゴール近くで出迎える絶妙の立地がいい感じ。
外観はこんな感じ。茅葺屋根の昔ながらの雰囲気が出ていてよい。しかもミュージシャンが入口近くで歌っていたり、夜はミニコンサートをやっていたりと、なんか独特のイベントを展開しているところが面白い。なんだこの甘味処は。
続いて中の様子。簡易な感じの木の椅子やテーブルが置いてある。メニューは甘酒400円、力餅450円、味噌おでん400円、ところてん450円、しそジュース400円、抹茶ジュース400円。他、かき氷も450円~500円前後でいくつかある。軽食しかないが、値段は全般的に手頃な感じ。
さて、食事の前に、ハイキングで汗だくだくの人には嬉しいサービスが。なんとここ、自家製のハトムギ、ウコン、ドクダミのブレンド茶がポットから飲み放題になっている。味はねぇ、材料見て分かる通り結構癖がある(笑)。けど、のどが渇いているハイカーにとってはありがたいサービスかと。
さて、続いて食事。看板メニューっぽいいそべの力餅と冷たい抹茶ジュースを選択。なんかおまけに寒天っぽいのがついてきた。磯辺餅、てっきり甘い系の餅だと思って頼んでみたら、醤油系だった。味は普通。でもいいじゃない。空きっ腹と疲れには染みわたる良い食事だよ。だってここの近く、全然お店ないからね。もうね、下から登ってきた人からすると、ここはオアシスにしか見えない。
飲み物が尽きたハイカーに朗報。ここはペットボトルを売っています。しかも500mlペットボトルが140円という普通の値段で。値段に関しては全般的に良心的だと思う、このお店。
元箱根からは結構近いし、日によって夜にイベントをやっていたりもするみたいなので、ハイカー以外も旧東海道にある茅葺屋根の甘味処を見に行ってみるのも良いかもしれない。