箱根・大涌谷駅食堂でランチを食べた感想・口コミ

名物にうまいものなしを体現した大涌谷カレー。コスパが悪くわざわざ食べる価値はない

評価2.5:★★☆☆☆

箱根を代表する場所といえば、芦ノ湖と煙がもくもくと立ちのぼる大涌谷だが、この食堂はその大涌谷にある。ガイドブックなどでもこの大涌谷駅食堂のカツカレーが紹介されたりしていることが多いが、桃源台レストラン同様、味は凡庸の域を出ず、おいしい店がいろいろある箱根でわざわざここを選んで食べる必要はないと思う。


大涌谷食堂はその名の通り、ロープウェー大涌谷駅の駅舎の中にある食堂。テレビでも紹介されている「特製」大涌谷カレーと店の前のボードに書いてある。内装は極めて普通な食堂。


メニューはこの通りで、「特製」大涌谷カレーが980円、「特製」大涌谷カツカレーが1380円といいお値段。カレー推しではあるが麺もの、ハンバーグ、オムライスなどもあり。いずれもほぼ1200円以上と割高。完全に観光地価格だ。これで味がおいしければよいのだが・・。とりあえずカツカレーを選択。


「特製」大涌谷カツカレー。1400円近くするのに別に特筆すべきほどおいしくもなく普通。明らかにコスパが悪い。桃源台レストランもそうだが、立地が良いだけで、食事のクオリティ自体は高速道路の食堂とレベルはなんら変わらない。にも関わらず値段だけは1000円超の観光地価格なので基本的にコスパが悪い。


箱根でおいしいものが食べたい場合は、薄っぺらい「マスコミで紹介されました」的な看板情報は当てにならないというのがいろいろ食べた上での結論だ。船やロープウェーなど交通機関運営の施設は避けたほうが無難だと思う。逆に美術館併設のレストランは高確度でおいしかったのでおすすめ。